HABARI ZA CHIBITE/CHIBITE ニュース
CHIBITEとは、タンザニアの人間国宝ともいわれた音楽家故フクウェ・ザウォセ(1935年~2003年)の一族による民族音楽の楽団。
ここでは、伸び盛りのCHIBITEにかんする最新ニュースをお伝えしていきます。乞うご期待!

©北川孝次
ザンジバルの音楽祭、Sauti za Busaraに出演決定!
さようなら、ママジュリアス
フクウェ・ザウォセ10年忌
ムサフィリ・ザウォセの新譜『Mbotela』発売!
NHK-BS『旅のチカラ』にCHIBITEも出演!
CHIBITEのパフォーマンスをユーチューブで!
CHIBITEのメンバー6名、ドバイへ
アンドレア逝く
2010初のCHIBITE公演!
CHIBITEツアー参加者の声
BARAZANIのイベントに参加!
若手有望株・グレースが初の海外公演に参加!
バガモヨ芸術大学祭・TAEFFに出演
ココビーチ・音楽祭に出演!
CHIBITE楽器店リニューアル!
イギリス・スペイン・オランダ公演決定!
日本公演大盛況のうちに終わる!
11月に日本公演!
イギリスでの音楽祭、Edinburgh Festival Fringe 2008に出演!
イギリスでの音楽祭、WOMADを終え帰国!
CHIBITEのアルバム「IN BAGAMOYO~TANZANIA AFRICA~」がCDに!
イギリスでの音楽祭、WOMADに出演!
CHIBITE Shop "Dr.Zawose" バガモヨにオープン
ザンジバルでの音楽祭、Sauti za Busaraに出演
ザンジバルでの音楽祭、Sauti za Busaraに出演決定
タブ・ザウォセの結婚式がブギリ村で
バガモヨ芸術大学のTamasha(芸術祭)に参加
ザウォセのイリンバ・チリンバが日本で手に入る!
CHIBITEのアルバム「IN BAGAMOYO~TANZANIA AFRICA~」インターネット配信で発売開始!
雑誌「ソトコト」の付録CDでCHIBITEの曲が聴ける!
KWETU FEST(Uganda)に参加!
アンドレア海外公演から帰国
ウビさん天国へ召される
タブの2番目の赤ちゃん誕生
Kumbu Kumbu の催しがバガモヨで
CHIBITEも流れるインターネット・ラジオ「クジラノイズのF.B.I」
ミュージックマガジン1月号にCHIBITEの記事
タブ・ザウォセ訪日報告など
2004年から毎年2月にザンジバルのオールドフォートの野外特設ステージで行われてきた音楽祭、Sauti za Busara。2016年には開催されませんでしたが、今年復活となります。
そしてCHIBITEが3度目の出演をします!。
KUMIとJATAツアーズがCHIBITEの後援をしています。
スワヒリ語圏ともいえる近隣諸国やほかのアフリカ諸国、海外からもアーティストが多数参加するコンサートです。
開催日は2月9日から12日。CHIBITEの出演は2月11日(土)19:05~です。酸かメンバーは、女性陣はタブ、エステリ、レア、ペンド、マリー、男性陣はジュリアス、ダハニ、ルーカス、ビクター、ヨハナ、バハティの総勢11名です。こうご期待!
詳しくは以下からどうぞ。
Sauti za Busaraのサイト
タイムテーブル
CHIBITEの紹介サイト
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1961年にフクウェ・ザウォセと結婚し、長い間苦楽を共にしてきた第一夫人のママジュリアス(エリカ)が3月21日に他界しました。
亨年70歳。大きな温かさを持った人でした。
500人もの人が集まって葬儀が22日に行なわれました。安らかにお休みください。
1996年のママジュリアス。バガモヨの家で子どもたちと。
※関連記事(外部サイト)
「ママジュリアスの青い空」(タンザニア徒然草)
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フクウェ・ザウォセが他界してから10年となる2013年の命日の12月30日にバガモヨのザウォセ家において祈念のセレモニーが行われました。
前日、日が暮れてからCHIBITEのメンバーによるイリンバやゼゼなどの演奏が始まり、子どもたちグループによるダンス、タブたちCHIBITE熟練女性たちによる迫力あるムヘメや
ドドマの村からやってきた女性グループによる歌や太鼓などのパフォーマンスが行なわれ、翌朝まで続いたそうです。
CHIBITEによるムヘメ
翌30日は牧師さんが来て、フクウェの父であるウビさんや早逝した子どもたちのお墓への十字架を置くセレモニーがあり、フクウェやチャールスのお墓にも献花が行なわれました。
左:献花をうけているフクゥエ・ザウォセのお墓、その隣がウビ・ザウォセのお墓、右:チャールス・ザウォセのお墓
セレモニーの後には子どもたちのアクロバットや日本人参加者もまじえての歌や演奏なども含むステージが展開し、にぎやかでした。200人を超えると思われる参加者にはピラウが振る舞われました。
ほんとうにフクウェ・ザウォセの一族は歌や踊りが好きなのだなあと思わせるセレモニーでした。
今後もCHIBITEたちがその音楽を昇華させていってくれることを願います。
※関連記事(外部サイト)
「耳のごちそう/Chakula cha Masikio☆フクウェ・ザウォセの10年忌」(タンザニア徒然草)
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伝統的なゴゴ民族の音楽を現代に蘇らせようという意欲的なムサフィリ・ザウォセ(Msafiri Zawose)のアルバム『Mbotela』(=再生)がデジタル・リリースされました。
Africaという曲から始まる8曲の中には伝統楽器のゼゼやリンバや笛の音があふれています。みずみずしさと懐かしさが混じり合うようなアルバム、聴きごたえありです。今なら試聴もできます。
CDも近日、リリースされるそうです。
購入、試聴は下記からどうぞ。
http://msafirizawose.bandcamp.com/" target="_blank
THE CITIZEN紙5月28日付に掲載されたムサフィリのインタビュー(英語)はここをクリック!
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しばらくご無沙汰していたCHIBITEニュースですが、サボっていたのはCIBITEではなく、HP担当者のわたしです…。
さて、9月13日放送のNHK-BS『旅のチカラ』は、CHIBITEのバガモヨの家や彼らの故郷ブギリ村が
舞台になります。
9月13日(木)21:00~22:00
「音楽の生まれた場所で・・・~村治佳織 タンザニア~」
「クラシック・ギタリストの第一人者、村治佳織さんが“地球上で
最初に音楽が生まれた場所”とイメージするアフリカの大地。
特にタンザニアでは庶民の暮らしに伝統音楽が息づいているのでは。
番組では、生活と音楽が密接に結びついた音楽が欠かせない暮らしと、
西洋音楽とは異なる価値観を体験。音楽の原点に接し、村治さんが
自分自身の音楽を生み出すさまをドキュメントする」
CHIBITEの楽器制作風景、演奏シーンや歌などもたくさん登場する予定です。
元気なザウォゼ一家のチビたちも!
乞うご期待!
・上記写真のコピーライト:Temjin/NHK
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CHIBITEのメンバー6名が、4月9日にドバイへ向かいました。今回は公演もあり
ますが、主にインターナショナルスクールでのワークショップが中心です。
メンバーは海外経験豊富な、ンダハニ、ダニー、ムサフィリ、タブ、ペンド。
そして、今回初めて若手のサラが参加します。
タンザニアへは4月25日に帰国予定。約2週間ですが、メンバーの活躍を期待し
ます。
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悲しいお知らせです。2008年に日本公演にも参加したCHIBITEのホープでもあるアンドレア・シモン・カリマ(Andrea Simon Kalima)が2月2日に他界しました。享年30歳でした。
内臓系の疾患が原因かと思われます。ドドマの病院に1月末に入院してすぐのことでした。
ここのところ、バガモヨではなく、故郷のドドマのブギリ村に戻ってたようです。
村に立派な家も建てました。体調が思わしくなかったようですが、バガモヨに残っていたCHIBITEのメンバーたちには「元気だ」と言っていたので、こんな展開は、彼らにとっても寝耳に水のようでした。残念でなりません。
アンドレアは柔らかな物腰と表情と甘い声を持ち、彼の弾くゼゼやイリンバも彼の動きに合わせてしなやかに音を奏でていました。単独でも演奏活動をできる魅力と力量を持ち、多くの人々を魅了してきました。
2月3日にブギリ村で行われた葬儀には500人以上もの人々が参列し、惜しまれながら、大きなバオバブのそばで永遠の眠りにつきました。
合掌。
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1月3日、バガモヨのザウォセ家で新年初のCHIBITE公演が開かれ、在留邦人の方
が28名参加されました。天候が優れず1曲目で大雨。2曲目以降は家の中に会場を
移し、皆ぎゅうゅう詰めになりながら鑑賞しました。今回の目玉は、スウェーデ
ンのアーティスト「CLOCK WISE」との協演。バイオリンとアコスティックギター
を使って、ゴゴの伝統音楽に少し現代風の要素を入れたコラボレーションはなか
なかのものでした。「世の中が変わりつつある。私たちはどのように生きて行け
ばよいのか…」というスワヒリ語の歌詞で、彼らの率直な気持ちを訴えました。
今後CHIBITEはどのようにゴゴの音楽を伝えてゆくのでしょうか。
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9月17日~21日の5日間、特別企画ツアー「タンザニア伝統音楽をやろう」
に参加、バガモヨでCHIBITEの家にホームステイしながらイリンバの修業をされた田嶋さんに
ツアーの感想をいただきました。
このツアーについてはこちらへどうぞ特別企画ツアー「タンザニア伝統音楽をやろう」
CHIBITEの家族と過ごした時間は、今までのどの旅行でも感じたことのない初め
ての感覚で、それは、都会での仕事の後に家族のもとに帰って明日からのエネル
ギーを充電したような「心温まる充実感」を感じていました。
彼らとの毎日は、ママ達との料理、市場への買物、タウンへの散歩、マンゴーの
木の下で先生の歌声に耳を傾けながらのイリンバの練習、CHIBITEの練習に参加
して大声で笑いながら踊ったり、夜にはお酒を飲みに出かけたりと、観光地をめ
ぐる今までの旅行に比べると、あまりに変哲のない毎日かもしれませんが、それ
が私もタンザニア人になったかのように心地よく感じられました。また、言葉も
上手でない私を「Karibu!(welcome!)」と言って常に受け入れてくれた彼らの
優しさは、今でも私の心にしっかりと記憶されています。
日本に帰ることがまるで夢のようで、日本での生活という夢が覚めたら、またバ
ガモヨにいるのではないかと錯覚してしまうほど、彼らとの毎日はとても楽しく
充実していました。日本でもイリンバの練習を続けて、また彼らへ会いに行きた
いと思います。
田嶋仁美
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9月16日、タルエスサラームのフランス文化センター(Alliance Francaise)にて
BARAZANIのイベントが開催されました。タンザニアの伝統音楽や若者に人気のボンゴフレバー等、様々なジャンルのアーティストが参加し、CHIBITEのメンバー
もムサフィリ、タブ、ペンドの3人が代表で出演しました。今回は普段あまりない、ムヘメ(太鼓)とゼゼ(弦楽器)を組み合わせた曲や、ムヘメにドラムを取
り入れ、少し現代風にアレンジした曲も披露しました。
今回のイベントはタンザニアのテレビ局の取材もあり、まだ放映日は決定していませんが、5チャンネルにてお目にかかるかもしれません。
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海外公演組5名(アンドレアは引き続き英国で公演中)が7月第4週に無事タンザニアに帰国しました。
今回はマレーシア公演もあったそうで日本以外のアジアの国にCHIBITEの音楽を伝えることができ
て皆満足した様子でした。
また、6月のCHIBITEニュースでお知らせしていませんでしたが、若手メンバーの
グレース(18)が初の海外公演に参加しました。
今回の公演はCHIBITEではなくバガモヨ芸術大学の教員が若手アーティスト4名を選抜し
たもので、ノルウェーで5回の公演(6月27日~7日)をしてきました。
ゴゴの伝統楽器イリンバは通常男性が弾く楽器ですが、タブやペンドに続き彼女もイリンバを弾き
こなします。すらっとした体系ですが腰を振るダンスも迫力があります。
今後CHIBITEを代表するひとりとして活躍が期待されます。
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6月末からCHIBITEの代表メンバーが海外公演で活躍している中、
タンザニア国内でもCHIBITEから12名がバガモヨ芸術大学祭・TAEFF※に出演しました。
ほかにも、バガモヨ、ダルエスサラーム、モシ、ケニアから計12グループが参加し、劇やエイズの啓蒙活動など内容は盛りだくさんでした。
CHIBITEの出演時間は約15分。イリンバ、ゼゼ、ンゴマ(太鼓)等のオーケストラを披露し、迫力ある演奏は大変好評でした。
写真は本番前の舞台裏の様子です。
緊張する様子は無く、ほのぼのとした雰囲気でした。
※TAEFF : Tanzania Airtist Exchange Forum and Festival
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6月7日、ダルエスサラームのココビーチにて音楽祭が開催されました。
主催はラジオ局「RADIO FREE AFRICA」と携帯会社「ZANTEL」。
タンザニア各地の音楽団が出演し、観客は1000人を超える大イベントでした。
今回CHIBITEの出演はありませんでしたが、メンバーのムサフィリが代表でセッションに参加しました。
イリンバ、ゼゼなど、CHIBITEの楽器を堂々と披露し大活躍でした。
今後もCHIBITEのメンバーそれぞれが実力をつけて活躍することでしょう。
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CHIBITEのメンバーが住むバガモヨの家に、新たな楽器店が誕生しました。
イリンバ、ンゴマ、ゼゼ、笛など、CHIBITEが演奏に使う楽器はほぼすべてそろっています。
リーダーのジュリアスは毎日お店の外でイリンバを熱心に作っており、
最近イリンバの数がどんどん増え続けています。大量買い大歓迎とのことです。
生演奏も喜んで披露してくれるかもしれません。
また、楽器以外にもネックレス等の装飾品、Tシャツ、CD、ポストカード等も購入できます。
CHIBITEのメンバーが心をこめて作った一品、いかがでしょうか。
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一昨年はWOMAD,昨年はEdinburgh Festival Fringe に参加したCHIBITEのメンバー6名が、
今年はイギリス、スペイン、オランダのツアーに参加します。
5月24日の夕方、彼らの暮らすバガモヨでリハーサル公演がありました。
いつもは家の庭で練習をするのですが、今回は彼らの畑を背景に行われました。
リハーサルの後は、バーベキュー(山羊丸ごと2頭)、ピラウ(香辛料入り炊き込みご飯、タンザニアのご馳走)、キャンプファイアー等で大盛り上がり。
他の音楽団も参加し、夜通し音楽を聞きながら子供から大人まで一緒に踊っていました!
CHIBITEの代表メンバーが今回も活躍することでしょう!
日程:6月24日~7月20日
公演国:イギリス、スペイン、オランダ
出演者:ダハニー、アンドレア、ダニー、タブ、エステリ、ペンド
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11月の日本公演は、それぞれのホールがほぼ満席となる盛況ぶりでした。
彼ら自身が組んだプログラムの構成もすばらしく、楽器がたくさん登場するオー
ケストラ、ゴゴ人の女たちの太鼓の踊りムヘメ、水道管を使った笛のイランジ、
などもりだくさんの楽しい内容でした。
太鼓は体にどくどく響きわたる力強さを持っていましたし、舞台では、踊る彼ら
がとてものびやかで大きく感じられました。
大きなホール以外にも大学生やしょうがい児たちとのワークショップ、ダンスのデーターのレコーディングなど盛りだくさんの内容のツアーでした。
コンサートにいらしてくださった皆様、また、いろいろな面で今回の公演を支えてくださった皆様に心から感謝いたします。
写真は伊丹アイフォニックホールでのリハーサル風景です。
ツアー報告アップしました。
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いよいよ11月にCHIBITEが日本でコンサートをします。精鋭メンバー8名(タブ、チーク、ンデークワ、ペンド、アンドレア、ダハニ、ムサフィリ、バハティ)が訪日し、下記の日程で公演を行います。文化交流を目的とした訪日です。
是非、足を運んでください!Karibu sana!(おいでませ)
公演日程は
- 11月15日(土) 伊丹アイフォニックホール(大阪) 14:00開演
チケット発売中
→問い合わせ先:伊丹アイフォニックホール TEL:072-780-2110
(9時00分~22時00分 水曜休館)
http://hccweb1.bai.ne.jp/aiphonic/aiphonichall/
〈一 般〉前売3,500円/当日4,000円
〈学 生〉前売2,500円/当日3,000円
※全席指定。未就学のお子様の入場はご遠慮ください。
- 11月16日(日) 山陽さん太ホール(岡山) 14:00開演
10月11日の山陽新聞紙面に参加者募集開始の案内が載る予定
入場無料、申し込み制。先着順定員300名。
→問い合わせ先:林原共済会:TEL:086-224-4311.
- 11月20日(木) 青山学院大学総合研究所棟12階大会議室(東京) 14:00開演
第1部 パネルディスカッション
「タンザニア、ケニアの大使と語るアフリカ」14:00~
第2部 CHIBITEコンサート 15:15~
下記のサイトで参加申し込み募集中!入場無料。定員先着200名。
http://mottainai.info/info/2008/10/000390.php/
- 11月22日(土) 宇治市文化センター(京都) 14:00開演
チケット発売中:一般 1,000円/ 高校生以下500円
※未就学のお子様の入場はご遠慮ください。全席自由
→問い合わせ先:宇治市文化センターTEL:0774-39-9333
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6月にお知らせしたイギリスが本拠地の音楽祭WOMADに出演したメンバーたちが戻ってきました。CHIBITEのパフォーマンスは評判がとてもよく、いくつか賞ももらったということです。
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今は亡きフクゥエ・ザウォセとチャールスが何度か招かれたことのあるイギリスが本拠地の音楽祭WOMAD(World of Music, Arts and Dance)に今年はCHIBITEが参加することになりました。Zawose familyという名前でエントリーしています。
メンバー8名が7月にイギリスに向かいます。Charlton parkで7月27日から29日まで開催されるコンサートには世界中からの音楽家が集うということです。
WOMADのスタッフたちは、フクゥエ・ザウォセ、チャールス亡きあとも、CHIBITEのメンバーとコンタクトを取り続けてきました。詳しくは、http://womad.org/へどうぞ。
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バガモヨはトラベラーズロッジの向い側。
イリンバ(チリンバ)やゼゼ、太鼓等など手作りの伝統楽器が豊富にそろっています。
その他、CDやポストカード、ネックレス等、小物もたくさん。
明るくて気さくなショップキーパーも魅力的です。人が自然に集まって演奏会になることもしばしば。居眠りしている時もありますが・・
©川田 真弓
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下記でお知らせしたように音楽祭Sauti za Busara(知恵の声)にCHIBITEが出演してきました。2月10日土曜日午後8時すぎから約40分にわたって、オーケストラ、ムヘメ、イリンバアンサンブル
など5曲を披露。様々な楽器を使いこなし、生き生きと歌いまくり、ダイナミックに踊りまくるCHIBITEのパフォーマンスは大人気で、舞台前にカメラなどを
持った人たちが大勢集まってしまい、後ろの観客がよく見えなくなってしまうシーンも。
そのほかに、Swahili Encountersという、参加したいろいろなグループからの代表が集まってセッションするという試みにも、ダニーがイリンバで、ムサフィリがイゼゼで
参加、ご当地ザンジバル、西アフリカやヨーロッパからの参加者と一緒に、すてきな音楽を紡ぎだしてました。ダニーとムサフィリの力づよい歌声も映えてました。
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2004年から毎年2月に行われている音楽祭Sauti za Busara(知恵の声)にCHIBITEが参加することになりました。2005年度に続き、
2回目です。(写真は2005年のときもの)ザンジバルをベースにする文化NGOが主催するこの音楽祭は、スワヒリ音楽の豊かさと多様性の素晴らしさを多くの人に知ってもらうために始まったそうです。
スワヒリ語圏ともいえる近隣諸国からもアーティストが多数参加します。
来年は2月9日から14日。CHIBITEの出演日はまだ
未定だが、オールドフォートで行われる野外コンサートなので、お祭り気分でもりあがること請け合いです。
詳しくは、http://www.busaramusic.comへ。
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2月に二人目の赤ちゃんウイニーを出産したタブが子連れで結婚式をしました。2月のニュースでヴィクターというやはりゴゴ人
の青年と結婚したとありますが、教会への正式な届出はまだだったようです。
23日(土)午前9時からブギリ村の教会で式は行われました。新郎、新婦は神妙な顔つきでしたが、村の女性たちによる太鼓や
歌で盛り上がり、にぎやかで楽しい結婚式となりました。
式のあとも野外で女性と子どもが中心になってお祝いのダンスなどの出し物がいろいろと繰り広げられました。村の女たちの元気なこと!
夜はブギリ村から車で20分ほどのヴィクターの村、ムナセに場所を移しました。一晩中踊り明かすという話を聞いていましたが、そのころにはダンス、太鼓をしていた女たちは
さすがに疲れてしまっていて、かわりに普段電気のない村にこの日のために持ち込まれたゼネレーター発電による野外ビデオ上映会が開かれ、
一晩中、村の子どもたちはビデオに映し出されるアクション映画などに釘付けになっていたようです。
ともあれ、結婚おめでとう!!
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年に一度のバガモヨ芸術大学(Chuo Cha Sanaa)のTamasha(芸術祭)が9月の第3週に行われました。
野外のステージで昼、晩と在校生、教員、外部からのゲストによるコンサートが開かれます。入場料はTsh500。
地元の住民もたくさん訪れ、校内には絵、楽器、飲食などの出店もいろいろと並び、まるでお祭りのようです。
CHIBITEは最終日16日(土)の夜の部のオオトリとして呼ばれていました。
夜の8時から始まったコンサートは1,000人以上の観客で立見も多数という大盛況。ロック、民族音楽、
なんとマジックまでという多彩なパフォーマーが次々と出てきます。しかしありがちなことに時間がどんどんずれ込み、
オオトリのCHIBITEが出てきたのはなんと夜中の12時過ぎ。さすがに疲れた観客もちらほらと帰り始めたころでした。
眠たさをこらえて拍手をすると、なんとオーケストラ1曲で終わってしまうという拍子抜け。話によるとひょっとすると1時間、
少なくとも3、4曲は演奏するということだったのに。学校側によると時間が押してきてしまったので、最後の方のグループには1曲ずつにしてもらった
そうです。なんとも残念でありました。
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ザウォセ一族が制作したプロ仕様ともいえるイリンバ、チリンバ(親指ピアノ)を
アフリカ専門の輸入販売をしている「アフリカンスクエアー」が取り扱っています。
以下宣伝文と連絡先です。一台いかがですか?
「タンザニアの宝、偉大な音楽家ザヴォセ氏が帰らぬ人となって早3年。
しかし氏の意志を継ぎ、ザウォセ一族はグループ「CHIBITE」の演奏活動や、
「イリンバ・チリンバ」の制作によって、その高い文化を確かに継承してきました。
ザウォセ一族の工房で丁寧に作られたイリンバ・チリンバは知る人ぞ知る名器。
最高の音色、深い響き、本物志向、
プロフェッショナルな楽器の良さがわかる「あなた」に、お届けいたします」
<イリンバ・チリンバの販売サイト>
http://www.rakuten.co.jp/af-sq/451178/
(有)アフリカンスクエアー
〒350-1172 埼玉県川越市増形3-2
tel 049-241-9186 fax 049-248-5480
E-mail:africansquare@hotmail.com
ホームページhttp://www.african-sq.co.jp
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雑誌「ソトコト」8月号(7月5日発売)の付録CDにCHIBITEの曲が3曲入ります。(Chikae Gwe Chikae:男の子の割礼(成人儀礼)、 Mkulawa Hai:音楽はどこからきた?
、 Mkunge Wakuno:先のことは分からない)
これは、昨年音声エンジニアの土方裕雄氏がバガモヨの
ザウォセ家まで出向き、録音したものの一部です。(全10曲のアルバム「IN BAGAMOYO」は8月5日にiTunes Music Storeなどより、インターネット配信で発売されます。お楽しみに!)
故フクゥエ・ザウォセに師事したリンバ奏者サカキマンゴーさんの曲も3曲入っていますので、これはお聴き得。CHIBITEに関する記事も載ります。
ぜひ、お買い求めください。
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5月3日から7日にかけてウガンダのカンパラで行われていたKWETU FEST、 Peace Festival にルーカスとアンドレアが参加してきました。
ウガンダ、ケニア、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、コンゴ、オーストリア、スコットランドなどから、たくさんのアーティストたちがやってきました。
主催(スポンサー)はオーストリアの援助団体のAustrian Development Agencyです。
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ケニアの音楽グループ「KigeziNdoto」に招聘され、オランダ、ベルギー、イタリアなどを2ヶ月間にわたる海外公演に参加していたCHIBITEの若きホープ、アンドレアが4月5日にタンザニアに帰国しました。
公演は大成功だったそうで、公演中に売ったというCD(左写真)を携えて戻って来ました。11曲中、5曲はアンドレアがリードボーカルをとっています。4曲はゴゴ民族の伝統曲、最後の1曲はアンドレア作曲の新曲です。もちろん、イリンバやゼゼの音色も響きます。
キーボードなどが入ったアレンジは好みが分かれるところと思いますが。ともあれ、一回り大きくなって戻ってきたアンドレアの今後にはとても期待できそうです。(右写真、アンドレアは左から4番目の後ろ側) |
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2006年3月31日、故フクウェ・ザウォセ氏のお父さん、ウビさんが天国に召されました。親族によると117歳ということです。はっきりした年齢は不明だそうですが。バガモヨの家でザウォセ一家の最長老として生活してきました。ンドノという楽器の名手でした。
タブが日本でンドノを弾くときにいつも「この楽器の弾き方はウビおじいさんに教わった。ウビおじいさんは100歳を越していて、歯が4本しかないけれども鶏肉が大好き」と言い、ウビおじいさんの渋い声を真似て歌いながら弾いていました。
最後にお会いしたのは12月30日で、足は少し不自由だったものの、挨拶をしっかり返してくださいました。
写真は両方とも1997年の時のもの。ウビさんのンドノに合わせて子どもたちが踊っています。
ウビさんが息子に残し、息子がその子どもたちに伝えた音楽はこれからも息づいていくでしょう。安らかにお眠りください。
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なんと昨年10月に日本へ行っていたタブ・ザウォセが2月6日に元気な女の子を出産しました。
名前はウイニー。4歳のハッピーはお姉さんとなりました。ということは10月にはもうお腹の中に立派にいたということで…。本人が黙秘していたので、今年に入ってお腹が大きくなるまで
事実を知りませんでした。タブは日本から戻ってきてからヴィクターという青年と結婚しました。ウイニーのお父さんです。
よくおっぱい飲んでうんちして、あまり泣かないよい子のようです。歌と踊りもうまくなるかな?(写真は4月に撮ったもの)
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2005年の12月30日はフクウェ・ザウォセ氏の2回目の命日にあたります。彼と2004年10月に亡くなった甥のチャールス・ザウォセを偲ぶ催しがバガモヨのザウォセ家で行われました。
今までは、土のお墓だったのが立派な白いセメントのお墓になり、墓標も白く新しいものになりました。60名ほどの人びとが集まって神父とともに祈りをささげ、聖歌を歌いました。
家族は昨晩からお客さんに出すマンダジ(アゲパン)などの準備で忙しかったようです。お祈りの時には涙をこぼす家族もいました。
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Apple の iTunes Music Store の Podcast のサイトでインターネット・ラジオ
「クジラノイズの F.B.I. 」を公開しています。
最新の話題は、クリスマス特集として伊豆オルゴール館のご紹介です。
第5回~第7回配信では、ジャタツアーズのオルタナティブツアー時のコンサー
トでもおなじみのタンザニアの民族音楽の楽団「CHIBITE(チビテ)」をご紹介し
ています。
番組を聴く方法は以下の通りです。
アップルの iTune のアプリケーション・ソフトを通じて聴くことが出来ます。
Windows でも Macintosh でも聴取可能です。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/
から、Windows 用、macintosh 用の iTunes をダウンロードして、お手持ちのコンピ
ューターにインストールしてください。
インターネットに接続して iTunes を開くと、自動的に iTunes Music Store に接続
されます。
画面右上の「Music Store を検索」に「クジラノイズ」と打ち込んで RETURN か
ENTER を押してください。
「クジラノイズの F.B.I.」と「クジラのえほん」が現れますので、登録をすれば番
組をダウンロードする事ができます。
http://dp33088543.lolipop.jp/blog/
には番組の内容の解説がありますので、参考にしてください。
どうぞ「クジラノイズの F.B.I.」と「クジラのえほん」をお楽しみになってみ
てください。
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ミュージックマガジン1月号(12/20発売)に2ページ(P.88から89)にわたって「タブ・ザウォーセとチビーテ -フクウェ・ザウォーセの豊かな才能を受け継いだ長女-」という記事が載っています。10月のタブ・ザウォセ訪日時にミュージックマガジン社で旧編集長の中村とうようさんと現編集長の高橋修さんにお会いしたのですが、その時のインタビューをもとに中村とうようさんが書いてくださいました。
日本にいる方はぜひ読んでみてください。
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タンザニアの芸術家たちのページ
タンザニア伝統音楽を学ぶツアーのページ
企画ツアーのトップへ
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