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Upepo wa Tanzania

池田 智穂(いけだ ちほ)池田智穂

第12回(番外編)Safari kwa Zambia(ザンビアへの旅)


   
 3月に念願のビクトリアフォールズを見るため、ザンビアを訪れた。ザンビアの首都ルサカまでは、現在ザンビア航空が運航するようになり、時間的にも料金的にも安くなった。

 



ルサカの町 
 1日目
ルサカ空港着。ザンビアのビザは$25で簡単に取得できた。ルサカ空港から、街中までは車で約35分。泊まったのは、街中の中級ホテルのフェアヴューホテル(ツイン朝食付き$70)。ルサカは物価が高くなかなか中級ホテルが見つからない。ルサカはダルエスと同じように中華、インド料理レストランがたくさんあり、この日私たちは、韓国料理店に行き、プルコギを食べた。

  

 2日目
次の日の早朝、ルサカからリビングストン行きのバスに乗る。バスは1時間~2時間おきに頻繁に出ている。所要時間は約6時間、料金$20。ずっと緑の続く舗装道路を走っていると、豊かな国だなぁと思った。(実際、地方はそうでもないそうだが、都市部は大変発展している)
 リビングストンにつき、そこからロッジまではタクシーで。所要時間は約15分。30,000クワチャ。ビクトリアフォールズ付近にはたくさんロッジがある。泊まったのはMaramba Lodge(ツイン部屋のみ$105)、キャンプサイトもあり、清潔なトイレ、ホットシャワーを使うことができ、安い料金で泊まることもできる。  



 昼食後、滝へ。ザンビア側のビクトリアフォールズへの入園口までは、車で10分。20,000クワチャ。入り口の手前にはお土産物屋がずらりとならんでおり、彫り物や金属アートなどが売られている。いざビクトリアフォールズへ。入園料は大人$10、子ども$5(5歳未満は無料)。ビクトリアフォールズは、その水しぶきがすごい為、半分以上は水しぶきが霧のようになってその全景を隠し、地上からは全景を見ることができない。公園の中を歩く際も、下からの水しぶきが、大雨のように降ってくる為、雨ガッパが必要不可欠である。カッパを着ていてもビショビショになるくらいだ。公園自体は1時間~2時間で回ることができる。



モシオトゥニヤ
   3日目
 午前中に、ジンバブエに繋がる橋まで行った。ロッジよりタクシーで20,000クワチャ。 橋はタクシーでも徒歩でも渡れる。ジンバブエ側に入るには、ビザを取得しなければならない(ビザ代$30)。ジンバブエ側のビクトリアフォールズ入園料は大人$20。ジンバブエ側は、ザンビア側に比べて滝がよく見られた。

ビクトリアフォールズでは、たくさんのアクティビティーを体験できる。ザンベジ川でラフティング、サンセットクルーズ、バンジージャンプ、ヘリコプターやハングライダーなどなど、他にもたくさんある。私は、ヘリコプター(15分一人$95)とザンベジ川のサンセットクルーズ(一人$35夕食付き)を体験した。ヘリコプターは私には少し高かったが、十分にその価値はあった。地上からは見ることのできない滝の全景を見ることができ、また自分たちが泊まっているロッジや、午前中に歩いた橋、周囲の国立公園の動物たちも見ることができた。



ヘリから見た滝
 夕方ロッジに戻り、サンセットクルーズへ。18時半~20時ころまで約1時間半。美しいザンベジ川のサンセットクルーズは、セルーのルフィジ川のボートサファリのようにカバや周辺の鳥をたくさん観察することができた。



 4日目
朝、6時の便でルサカへ。が、バスが遅れ出発したのは約1時間半後。こういうところはやはりアフリカだなぁっと思う。バスはタンザニアのものよりも広く快適。



 5日目
この日は、朝からルサカ観光。ルサカの町はほとんどが奥まったところに入ってもほとんどの道路が舗装されており、町並みも綺麗だ。ショッピングモールや、サンデイマーケット、シティマーケット、アートギャラリーなどを訪れた。ザンビアはメタルアートが盛んだ。ルサカにはいくつか大きなショッピングモールがある。ショッピングモールにいると、外国人も多く、ここがアフリカの国であることを忘れてしまう。シティーマーケットにいくと、カリアコーマーケットのような感じで、タンザニアとあまり変わらないと思った。
翌日、空路にてタンザニアへ戻った。



  (2007年5月)


 


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