ダルエスサラーム便り |
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Hodi Hodi No.11![]() 小俣 美樹(おまた みき) 潜りっぱなしの年末年始 Hodi Hodi ラストこの年末年始、皆さんはどのように過ごされていたでしょうか?実家に帰省された方、旅行された方、友人と過ごしていたなど、色々な方がいらっしゃると思います。私はというと、この年末年始はダイビング旅行に行き、ひたすら潜りっぱなしでした。インターネットで「アフリカ ダイビング」と検索すると、マダガスカルのノシベ、モザンビークのトーフ、マラウイのマラウイ湖、南アフリカのポート・セント・ジョンズ、そしてタンザニアのザンジバルなどが出てきます。ですが、タンザニアの海はザンジバル以外もとても綺麗です。年末年始にFanjove Private Islandとマフィア島に行ってきたので、その時の興奮を少しお伝えしたいと思います。 Fanjove Private Islandは、事前に得られる情報が本当に少なかったのですが、お勧めということだけは聞いていたので、お得なパッケージ料金で泊まりに行ってきました。この島は何と、宿泊するバンダが6部屋のみのため、まさにプライベート感が満載!海もとても綺麗で、ビーチベッドに寝そべっていくらでも海を眺めていられます。 ![]() <白い砂浜と青い海と空のコントラストが美しすぎて、感動しっぱなしでした@Fanjove Private Island> ダイビングでは、「どこを見ても魚がいる…」と感動していました。また、背中が青い水玉模様のエイ、ウミガメを見ることができました。あとは、大量のエビもいました。そして、なんといっても色とりどりのサンゴ礁!ピンクや紫色のサンゴ礁もあり、写真でしか見たことがないような景色が広がっていました。タンザニアのダイビングスポットを調べてもなかなかFanjove Private Islandのことは出てこず、穴場中の穴場だと思うので、ダイバーにはぜひ一度入っていただきたいです!ボートに乗らず、海に入り少し潜れば、サたくさんの魚がいるので、シュノーケリングだけでも十分楽しめると思います。ちなみにここでは、ナイトシュノーケルをすることも可能でした。元々、以前宿泊したお客さんの「夜にもシュノーケリングをしたい」という希望から始まったそうです。日が暮れて暗くなってから明かりをつけて泳ぐので初めは少し不安でしたが、人数も少人数ですし、ゆっくり泳いでくれるので泳ぎ始めてからは全く心配いりませんでした。日中には見られない魚たちの姿を見ることができたので、行らした際にはぜひナイトシュノーケリングにも参加していただきたいと思います。 ![]() <カサゴの仲間も見れました!@Fanjove Private Island> マフィア島は、色々な人から「マフィアは魚群も濃いし、大きな魚が見たいんだったら行った方がいいよ」と勧められていました。あと、マフィア島は何といってもジンベイザメが見れることで有名ですよね。マフィア島では、三泊四日の4ダイブ付きのパッケージを利用し、更にジンベイザメを見に行くシュノーケリングツアーにも申し込みました。マフィア島では、たくさんのウミガメとエイ、あとはクエの仲間、そして大好きなウミウシを見ることができました。ウミガメは、珍しく食事のシーンを見ることができたので、みんなでじーっとその場にとどまり、ウミガメの食事を眺めていました。 ![]() <食事をしていたウミガメ。なかなか見れないシーンを見られました!@マフィア島> ジンベイザメツアーは、ジンベイザメが泳いでるエリアまで船で移動し、近くまで行ったら海に入って、ジンベイザメの近くで泳ぎ、ジンベイザメが離れていったら、また別のを探しに船を出す…といった流れになっています。「海に入って!」と言われて急いで入ると、目の前にジンベイザメがいたので、その時は思わず叫んでしまいました。よく写真で見る通り、10mはゆうに超えるジンベイザメと、たくさんの小さな魚たちがジンベイザメのそばにぴたりとくっつきながら泳いでいて、「あ、本当にジンベイザメっているんだ…」とその時ようやく実感しました。水族館で水槽のガラス越しに見ることは何度もありましたが、やっぱり実際に海で泳いでいる姿をあんなに間近にみると、圧倒されますね。合計で2時間近く泳ぎ、10頭近くのジンベイザメを見ることができました。マフィア島ではジンベイザメは大体12~3月くらいまで見ることができます。今もまた、ジンベイザメに会いに行きたくてうずうずしています。 ![]() <私達のそばをの~んびり泳いでいたジンベイザメ。あまりの大きさに圧倒されました。> 海に入ったおかげですごく日に焼けたので、こたつに入って紅白歌合戦も観たり…なんて日本にいる時とは全く過ごし方が違い、あまり年末年始っぽさはなかったですが、こんな過ごし方もいいなぁと思えました。そして、2017年の目標に「ダイバーの友人を増やす」が加わりました。2017年も色々なところに潜りに行きたいと思います。 1. Coastal AviationのLast Minute Safari利用で 往復航空券、宿泊費(二泊三日)で一人あたり$500 (Fanjove Private island) 2. Big Blu 3Nights $Dive Packageで一人あたり$210 (マフィア島)
(2017年1月18日) *「Hodi Hodi」とは、「おじゃまします」という意味です。 色々なところに足をのばし、タンザニアの様々な面をお伝えしていきたいと思います。 |