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Harufu ya Karafuu | 森田(もりた) さやか | ![]() |
第1回 コミュニケーション![]() 言葉はおもしろい。特に人と話をする時はそのおもしろさは激増する。今まで何年も日本人と接してきているジャタツアーズの同僚達や、会社の近所の人達は驚くほどたくさんの日本語を知っている。道で会う人々もあいさつぐらいなら知っている人がたくさんいる。私がスワヒリ語を話すとこちらの人が喜んでくれるように、私も彼らが日本語で話しかけてくれるととても嬉しい。 ![]() 彼らは私に日本語の質問をするだけでなく、私にスワヒリ語を教えてくれる。ダルエスサラームの若者言葉や、スワヒリ語のスラング、「辞書や教科書には載ってないだろ?」と得意気に教えてくれるのだ。向かいの店のケヴィンは、一見チャラチャラしているような典型的な若者であるが、スワヒリ語を教える時になるととても厳しい先生になる。私の些細な文法の間違いも必ず指摘してくれる。それに私も必死で応える。本当にスワヒリ語の勉強になるし、なによりタンザニア人と会話をすることこそがおもしろいのだ。 ![]() もちろんお互いの言葉を知らない場合でも、理解し合うこともできる。しかし、言葉を使って話をできることはとてもおもしろく、素晴らしい。母語以外を勉強する楽しさをタンザニアに来て、改めて感じている。 (2007年6月15日) *第一次大戦の時に、既に治療に使われていたという説もある。 ☆Harufu ya Karafuu(クローブの香り)は、とてもいい香りで多くのタンザニア人は好きだとか…。 森田さやかがタンザニアの良い部分、ステキな部分を書いていきます。 |